NOW 500→1000

決める / these days

あまりにもいろんなことが一度に起きて、出来事一つ一つには意味がないと解釈も意味づけも諦めて

赴くままに仕事をし、赴くままに本を読み漁り、赴くままに動画を見て、赴くままに片付けをし、赴くままに筋トレをし

そしてようやく

決めなければならない、決めるだけだ

と我に返る

なにをというわけでもないのだけれど、また決めないといけないタイミングなのだと、ただそれがわかるだけで

どうして仕事をするのかも、なんでこの金額なのかも、なにの対価でお金をいただいているのかも、どうしてお金が必要なのかも

どうしてこの家なのかも、この家を出たら次どこで暮らすのかも、どういうひとと一緒にいるのかも

ぜんぶそういう、決める、いつもは息を吸って吐くのと同じように、自然に、選択は無意識のなかにあって、行為はさも正当な道のりを経て出てきましたという顔で外側にあって

ときどき、その内側の見えないところでいつもはしているはずの「決める」ということを、わざわざ外側で行わないといけないタイミングがあって

それが今なのだと諦めながら、それが今だということを受け入れようと

するまでもなく

毎日が続いていくので

そのなかで自然に自然に、わたしが「あえて」「わざと」「きちんと」決めたことは、まるでそれが正当な道のりを経てもたらされた答えかのように、おおげさな顔をして、わたしになっていく

仕方がないことが多い

仕方がないことが多いのだ

それは悪いことじゃない、いいことでもないけれど、悪いことでもない

過ぎてしまったことは過ぎてしまったことで、わたしはもうそこにはいられないのだから、どうしようもない事実に身を浸し切って、ようやくまた前を向こうという気になる

自己憐憫もきちんとやりきればいい時間

じぶんが隣にいてやらなければ、あっという間にばらばらになってしまうたくさんの人格、どのひとのなかにもたくさんの人格

「仕事のひとかな、コミュニティのひとかな」その2つの問いだけぐるぐると頭のまわりに今もあって、わたしたぶんどっちもやってみたいと思うから、どっちもやれるだけやってみて、うまくフィットできたほうへより多くの時間をかけてみようと思うと心のなかでお返事をする

まともに生きられないじぶんのことを、誰かの役に立てるように仕立ててくれるまわりのひとがいなければ、わたしはとっくに、もっとはやく、もっと前にだめになっていたなと、じぶんのことを思う

だからなにというわけではなくそう思う

おわっていく前の当たり前、変わっていく次の当たり前、季節の変わる速度とよく似ている、原付に乗りながら思う、肌にふれる風がもう変わっている、長い季節が終わったこと、今のじぶんはもうよくわかっている

変わっていくことのほうが自然、変わらないものは芯の部分だけ、本質的なものだけは純化してよりよいものになっていく、まわり、外側は変わっていくことのほうが自然

それがまた芯の部分をそだてていく

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ようやく前のお家の片付けを終えた、心が痛くて時間がかかってしまった

お金も無駄にした、次の引っ越しからは心と身体切り分けてサクサク進められるといい

うそかな、これでよかった、必要な速度というのがあるのだと思うから

いい風が吹き抜ける、もうここには戻らない、良い日々だった