NOW 500→1000

言葉にすれば

引っ越しをするために
本棚の整理から手をつけて

一冊一冊のページの隙間から
こぼれおちてきた言葉たち
それらがどれだけ
今まで何度もわたしを助けたか

相似値だからか
記憶の地図のなか
同じように
だれかのひとことがわたしを助けてきた
その瞬間を思い出して
数日前に失った
大きな存在を思い

なにも失っていないことを
本質的には理解しているのに
心よりも肉体が喪失を訴えるので

寄り添うようにして、すこし泣いた

よ、というのを

誰かに聞いて欲しかったけど
誰に言えばいいかわからなくて固まったので
書きのこしている

SNSに書くようなことではないと
思うのだけれど、、

日々の暮らしはなんだか水泳のようで

息を吸ってるとき、潜っているとき
みたいに

仕事と 生活と

そのふたつの世界を行き来していて

それと似た形で

顕在的 潜在的

現実の世界と、そこで感じたものを成熟させる内側と
そのふたつの面が

すれちがう人たちみんなのなかにある
と思うと

なんだか、すごい世界だなと
改めておののく

おののいたあと

失った という感覚に支配されていた身体が

ゆっくりと緩む

緊張と弛緩と

と、書いて

それらの感情の動きや
脳みそのうごめきみたいな雑音から

距離をとるじぶん

を眺めたら

また仕事ができる心の落ち着きが帰ってくる

もう一回、はたらこう

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写真は、遠くから届いたクッキー
嬉しかった

ずっと会えていなくても
そのひとのなかにじぶんがいたり
じぶんのなかに相手がいること

それをときどき
嬉しく思い返していること
いつくしんでいる瞬間のあること

伝えられる手段として
お中元っていいものだと思った

という1枚