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「デジタル・ミニマリスト」読み終わった:ポイントは幸福度があがるかさがるか!

読み終わった!

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面白いと思ったのは「接続」という表現だった。デバイスに触れているとき、何かを閲覧しているとき、自分はなにに接続しているか。

意図したことなかった、なんとなく見るものだったから。

また「注意を引くことで行う経済活動」のことも知っているようで知らなかった。アテンションエコノミー、装置は変わりながら、中身は変わらない手法。

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(装丁も可愛いと思った。)

少し前に読み終えた依存症の構造について書かれた本よりもより論理的にデバイスに触れている時間によってなにが奪われる可能性があるのか示されている一冊だった。

特に興味深いと思ったのは「会話」について書かれていたところ。

SNS上での短いコメントや「いいね」は、本来対面で発生する場合はより情報量が満載のもの、それに比べて画面上で見るものの情報量は脳が処理できるキャパに比べてめちゃめちゃ少ない。

そのようなやりとりを控え、意図的に会話を増やすことによって得られるものがいくつか紹介されていた。

最も登場していたのは時間、次にコミュニケーションの力、そして優先順位をつける力や、とりわけ強調されていたのは幸福度だった。

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幸福度!

お誕生日おめでとう!とコメントするよりも、直接話した方が幸福度は高い!とたくさんの実験が紹介されていた、なかなか滑稽な感じ。

そりゃそうだろ!と思うのに、赤い通知マークが現れないか猿みたいに画面を見てしまうじぶんだっている。

SNSを利用して幸福度があがるパターンも「じぶんのための文章を読んだ」「じぶんがメンションされた」というもの。

欲しいのはリアクションでも注目でもなく、画面の向こうにいるひととの交流の時間なのはみんな同じなんだなと思った。

もしくは「まだじぶんの知らないこと」を知るための刺激がほしくて、、とかかな。

Instagramに実装されているストーリーについて「友人知人の生活を垣間見る擬似リアリティ番組」と解説されているのはゾッとしながら読んだ、まさに、、と思ったから。

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なんにしても、1つ上のレイヤーから物事をとらえるのはとても大切なこと。「なにがほしくてこの行動を?」「なにを感じたくてこの状況を?」たいていすんなり答えは浮かぶ。たいてい受け入れるのが苦痛な答えだったりする。

とにもかくにも何に時間を使うかはわたしが選べる。意図的に使えないなら排除したほうがマシだ、という結論に至った。

いっぱい具体例がでてきて読み応えもあったよ!

90年代生まれの大学生の精神疾患のなかで不安障害がぐーんと増えた理由とスマートフォンの普及について書かれた項目も印象的だったな。

もっと時間減らしたい!と思うひとのための実践方法もユニークだったし、依存症の本読んだあとだと効果的なのもよくわかった。

これね。

僕らはそれに抵抗できない 「依存症ビジネス」のつくられかた

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