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パラレルワールド

言葉が口から漏れるとき、頭で選んで話すのとは別の匂いがする。

「あなたの言葉はいい匂いがしますね」と、ときどき伝えたくなる。魂が美味しそうとよく似た言葉だね。

近頃はなんだかまた違う世界のように感じながら生きてるよ。

今まで多くのことはわたしの内でのみ起きて、そして終わっていったのに。最近はなんだか少しおかしい。

お仕事も、湧き上がる感情も、暮らし方も、内にあったはずのものが外にまで滲んでいるのを感じるような変容を生きている。

それは喜びではあるもののどこか強い困惑とセットだ。

出来事は常に相互的な作用をもたらすけれど、観測はわたし側とあなた側、交われることはない。

なのに、わたしの感じていることを相手も感じていたり、相手の考えていることをわたしも考えていたり。

お仕事ひとつとっても、前よりずっと不思議なくらい相手の人とのコミュニケーションが爽やかに進んでいく。

なにか道が大きく開けたような気分だ。

なんの道かもわからない、どこに続いているのかもわからないような道なんだけれど。

日々の暮らしへの愛おしさも増している。

偶然が偶然を重ねていき見たことがないような素晴らしいものを見たり、今までは経験したことのないようなことを経験したりする。

変化の種をくださるのはいつもひとだ。

誰かの一言や、ふとした表情、仕草、そういうものがわたしのなかに新しいきっかけを渡す。

育てるのは自然だ。

毎朝の日の光や、風の匂い、揺れてる緑や、ときおりがっつり触れるそのままの場所。そういうもののなかにいるとき、ぐんぐんと身体の中身が拡大していくことを感じてる。

このモードに入ったのは、たぶんこないだの満月の次の日の夜だ。ものっすごい落ちてて、息を吸っては泣き、息を吐いては泣き、なんだか大変だった。

自分でも訳がわからず、なんなんだと情緒不安定を眺めていて、あ!と思い連絡したひとから目に見えないリズムを教わってそれがなぜ起きているかを理解した。

朝になったら終わってるからねと慰めてもらいながら泣き疲れて眠った次の日から、このなんでか外に滲み出ているようだぞモードになっていたのだ。

出来事は常に相互に意味があって起きる。

相互 ではなく、多方向のこともある。

起きるべくして起きることしかなく、すべては良きようになっている。

このモードがいつまで続くのかわからないけれど、続くうちにもうすこし勇気を出して生きていこう!と思ってる。

言いたいことを言って、やりたいことをやって、やりたくないことをやめるのだ。

えいえいおー!

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今いる世界を気に入っている。

やっぱり瞬間瞬間に無数にある選択肢から選択を重ねていく行為は、瞬間瞬間に世界を移動してるのと同じことなのかもしれない。

むかし夢のなか、彼がいなくなってしまった世界で何度も何度もドアを開けて移動しながら彼を探したのを思い出す。

あれこわかったなぁ。

その感覚は小さい頃からあって、うっかりすると間違えて移動しそうだと今でもときどき気を引き締める。

そんな感覚、誰にも上手に説明できないものだけどね。

喜びから移動を重ねていけたらいいな〜。