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生産性のある悪口の言い方

同居人のりょーぽんと「悪口って」という話になる。

彼は今『アウトプット大全』という本を読んでいて、そのなかに「悪口は生産性がない」という話が出てきたんだという。

「悪口は言わないほうがいい」

たしかになぁと思いつつ、わたしはとても短気で悪口を言わないのがなかなか難しい。

あのひとのこれが嫌だった、この仕事のこれで腹が立った。

一日のなかでネガティブな言葉が口から出ない日など365日のなかに一回もないような気がする。

生産性のある悪口

でも、、と思い、ゆっくりと感じたことを言葉にする。

一緒に暮らしている二人はわたしよりも人の話を聞くのが上手で、このとき聞いてくれていたりょーぽんも、上手に話を聞いてくれた。

結論から先に書くと「じぶんの感じていることを信頼していたら、悪口は人生を良くする材料になる」ということを見つけた。

悪口を材料化させる、つまり生産性のある悪口に仕立て上げるには、感情を感じきり、なぜそれを感じたのかを分析し、そして最後にこれからどうするかを決めて動くことが不可欠だ。

①感情の波

悪口を言うときって最初に感情の波がザッバーン!と押し寄せて半ば反射的に「なんであんなことするんだろう!」「なんてひどい人なんだろう!」と相手を批判してしまう。

嫌な感じが身体中でわさわさするし、モノに当たりたくなることもある。その矢印がじぶんに向けば「なんでこんなにだめなんだよ!」とか「このばかちん!」とか大声でなじりたくなる。

②理性のターン

その波が過ぎ去る頃には、次に理性のターンだ。「どうしてこう感じたんだろう」「何が嫌だったんだろう」「どうしてほしかったんだろう」それを淡々と向き合ってみる。

誰かが目の前にいるときは、「ねえ聞いてよ!!」と始まった悪口に相手が「うんうん」と聞いてくれたあと「なんでそう思ったの?どうしてそう感じたの?」と聞いてくれるとこのゾーンに入りやすい。

一緒に住んでる二人は、片方のりょーぽんがわりと感情的に「ええ!?ひどいね!」と同調してくれることがよくあって、もう片方のよーてんが「でも、どうしてそう思ったんですか?」と深掘りしてくれる。

(もちろん二人ともとてもいい人間なので、頭ごなしに知らないひとを一緒に否定しないし、じぶんをしっかり持っているひとだから、わたしが言ってることが”社会的に”変だと感じたら「それはあなたが違うんじゃない?」と言ってくれる。)

③態度を決める&行動に落とし込む

理性のターンで、感情の波の発生源が見つかったならあとは行動するだけ。

「じゃあどうする?」「こういう方法は?」お互いにアイデアを出し合いながら、より良い方法を考える。

大切なのは、同じ思いを何度も繰り返さないこと。ちょっとでも昨日よりも生きるのをたのしむこと。そのために行動をする。

相手に仕返しをするために方法を考えるんじゃない、じぶんがどうしたら心地よくなれるかについて考える。

悪口は言ってもいい

誰かを傷つけたり貶めたりするような悪口はやっぱりブーメランで言ったひと自身を傷つけると思う。

それがわかるくらいにはいっぱい言っちゃいけない言葉をわたしはじぶんの口から出してきた。

 

じゃあ我慢すればいいかというと、今度は毒ガスが体の中で膨らんでしまって皮膚が紫色になりそうなくらい腐りかける。

「いい人ヅラ」はうまくいかないのだ。

 

ではどうしよう。

「悪口は言ってもいい」ということにする。

言っていいから、気は楽になる。

 

でも言いっぱなしだと、また同じ状況と遭遇する可能性が非常に高い。

だってひとは変わらない、変えられるのはじぶんだけだ。

 

そしたら、悪口をちゃんと見つめて、感情の波を無視せずに大切なことを抽出して、ではこれからどうしたいかを考えて、そうすると決めて、行動していく。

それが一番いい方法だと思う。

 

今のところはそれで、毎日毎日ちょっとずつ楽しく生きられるようになっているので、これはわりといい方法だと思う。

 

番外編

 

ときおり、世の中では突然いじわるをされることもある。

空港のカウンターでご飯を食べていて、端っこの席があいたので移動したら、その前まで隣に座っていた茶色く焼けたガタイのいいおじさんに「なんや感じ悪い」と言われたの未だに思い出すと腹が立つ。

 

わたしは特にじぶんより10や20の年が離れたひとが何かひどいことすると「このひとでなし」と悪態をつきたくなっちゃうところがある。

立派な年上のひとが周りに多いことの副作用なんだと思う。

 

そういうときは、思いっきり悪口言って、相手をからかう言葉を思いついて、思う存分誰かとからかうことだ。

で、くしゃくしゃぽい!

 

海に向かって、山に向かって、は~~~~~っと深く息を吐いて、よっしゃまた生きていこう、でいい。

 

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お気に入りの場所やお気に入りの食べ物や飲み物は緩むのを助けてくれる。

突然の暴力に傷ついても、ぐっと我慢した緊張がどこか身体にのこっても、お気に入りのものがあるというだけで、瞬間的に緊張を外せるような気がする。イメージ力。

 

ときおり起きる不条理なそれは、たぶんときおり起きるびっくりサプライズなハッピーとセットだと思う。

(そういう設定にしておくと、本当にあとで良いことと出会えたりするもんね)

だから、まあときどき起きるそれは、しょーがないのだ。

 

学びを結果に変えるアウトプット大全 (Sanctuary books)

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図がいっぱいで、理解しやすかったよ!