たまらなく吐き出すのだけれど
年齢の英語あってんのか
18歳のわたしからの手紙
22歳のわたしへの手紙
今開けました 23歳のわたし
なんか想像以上に未来のじぶんを好きで
けっこう緩みました
わたしの夢は、子どもたちが楽しいことだ
と書いてあって、そこは変わってないんだなと
なんだか可笑しくなったりもして
引っ越しの荷ほどきしていると
だいたいラートのことが書いてあるものが
大学卒業してから一年たっても
触らずそのままになっていたのがよくわかり
わたし本当に生きる目的がほしかったんだなと
ラートのことは大好きで
久しぶりに触れたら嬉しくて
数ヶ月前は、大会に出てみよう!とか
決意し直したけど
お仕事調整してまで練習に向かう熱意もなくて
でも、出るわ出るわ
パフォーマーの先輩方がしてくださったこと
嬉しくて泣きながら内容を書き留めたメモ
どうしたらラートの知名度があがるか作戦とか
そのときどきで好きだったひととの出来事とか
パートナーのひとと大喧嘩して飛び出した夜とか
事細かに言語化されたあとよあと
過去のじぶんを黙って抱きしめなおし
少し謝って、お礼を言って
ずっと捨てられなかったものをまた捨てて
生きていくっていうのは不思議だな
どんどん身軽になっていく
ーーー
今年の全日本は出ないはずね
前に背の高い先輩がくれた言葉
ほんとはシンプルだよ
回りたかったらまた回ろう
口に少し含んでいたら楽になった
生きる意味求めていた頃のまま
ラートをしていたら、わたしは死んでしまう
本当にたくさんのものをもらったから
今まだまっすぐ目を合わせられない
でも、今のこの道がわたしは楽しくて
難しいことなどなにもない
あんなに良くしてもらったのに本当にごめんなさい、その気持ちはちょっとずつ減ってくのかな
ーーー
わたしはたぶんラートパフォーマーになりたかったのではなく、生きる意味がほしかった
喉から手が出て身体が破れてしまうくらい欲しかった
でもラートがみんなをハッピーにしちゃうのをわたしはすっごい知ってるので、じぶんなりにこの魔法の杖を使いこなしていこう
もう仕方がない、本当にごめんなさい
そしてあの時期を生き延びれたのは、死なずにやってこられたのは先輩方のおかげで、本当にありがとう
ひとつのことだけをやっていくことなんかできない、だからたぶん何かのプロフェッショナルには一生なれないしならない
ひとつひとつ目の前のこと仕上げていこう、歩いたあとにできる道のあとを眺めていこう
それでいいのか、まだわからないけれど、今はまだ答え出さずに、曖昧に
あのときから微塵も変わってない
目の前のきらきらに、この世界の美しさに
そういうものに触れたくて生まれてきたもんな