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地球で生きる醍醐味だ

身体に触れるその手はひんやりとして心地よい。

軽く掴まれている足首から頭のてっぺんへと、目には見えない流れがすーっと通り抜けるのをただ感じる。それだけでも心地よい。

いつもより少し緊張していたのは、ゆみさんを通して言語化されてしまえばもう戻れないとわかっていたからだろうと思う。

覚悟というのは「覚悟をしよう」と念じてするものでもできるものではない。ただ単にぴったりの言葉によって枠がとられた瞬間、それまでは空間のなかばらばらに存在していた何かがぎゅっと固定化される。その固定化され出現した点は未来にぽつんと浮かぶ。

この点、これは未来のとある時点とも言い換えられるけれども、この点が出現することが「覚悟」であり、この点を出現させるためにしっくりくる言葉によって言語化を行うことが「覚悟を決める」ということだ。

ゆみさんは非常に言語感覚に優れているひとで、わたしはゆみさんに言われてわからなかった言葉がひとつもない。どの言葉もぴったりとカタチをつくる。それまでは現象でしかなかった、状態でしかなかった何かが、ゆみさんに言語化されることによってカタチを持つ。

カタチを持たない何かに対してひとは対処ができないが、カタチを持ったそれに対してひとは対処ができる。施術の間はカタチの発見と対処の連続である。

わたしはどちらかというとパーソナルスペースも狭く、心を許している誰かの近くに寄ったり触れたりすることに抵抗はまったくない。むしろ愛情表現としてよく触れていると思う。信頼の証に近いかもしれない。しかし、相手から触れられるのはとても嫌いだ。

触れられることを許可できる相手は本当に少なく、同性異性あわせて今思い浮かぶだけで片手におさまってしまう。動物たちや子どもたちは特に問題ない。何が違うのかはわからないけれど、こちらから触れるのと、相手から触れられるのとではまったく違うよう。

その数少ない身体に触れられても嫌じゃない、むしろ嬉しい!という数人のなかのひとりがこのひだまり堂のゆみさん。

身体に触れる施術と、精神に触れる施術を同時に行ってくれる素晴らしい女性で、生き様もかっこいいし、とても好き。

今日の施術は最初に書いた通り少し緊張する施術だった。ここ最近のじぶんの動き、身体的な動きも精神的な動きも今までと少し異なっていてバージョンアップを感じていたし、もうひとつ上の段階にあがれるシーズンが近づいている気配もあった。

でも、そのシーズン中にどのようなことを心がければいいのかや、具体的にどんなことをしていけばいいのかが皆目検討つかず、精神的にはそのヒントを求めて施術を予約したんだよね。もちろん身体的には動きっぱなしでくたびれ果てていたので、いろいろと抜いてもらいたかったという理由も。

専門的な知識は持ち合わせていないのでわからないけれど、それぞれの身体の部位にあわせて精神的な課題がリンクしているみたい。

施術中はひとつひとつの身体へのアプローチとゆみさんの口から出される言葉による精神へのアプローチが同時にされていく。もちろんこれはどちらがどちらと明確に区分できるものではない、裏表一体というか。。

多くの不調や不和、痛みは、その場で精神的な状態に気づくとほぼ同時のタイミングで解消へと向かう。

少し残ったそれもワクチンのようなもので日常のなかよりしっかりと自分に染み込ませるのに必要なものだけがのこる。疎ましかったそれもなんだか少し愛おしく感じられるので不思議だ。

身体のなかにある余計なもの、滞りを生み出すもの、その源泉は精神にあり、精神で変化が起きるとすぐに身体にも変化が起きていく。

「精神」は「意識」と置き換えてもいいかもしれない。だいたいの滞りが解消されていくと、今度は次の点が表れてくる。

これは施術が終わってからの道標のようなもので、まっさらな状態、視界をふさぐものや邪魔するものがなくなった結果、次の目的地が見えやすくなる感覚に近い。

今回の施術で見えたもの、気づいたこと、意識がそこに向かい始めたからか、もうすでに現実に変化がおよびはじめている。

本当にこの世は不思議だ。精神と身体、意識と行動、どの仕組みも興味深く味わい深い。

わたしはこの身体に宿っていて、この身体とともにわたしとして生きているのだなと、当たり前のことをゆみさんに会いに行くたびに確認できる。

ひだまり堂のゆみさんの施術、初診の方は10月いっぱいで締め切るそう。今日も友人がひとり予約をいれていたけれども、必要としているひとがきちんと出会えますようにと、そんなお節介なことを思いながらブログを書いたよ。

https://hidamari.asia/

ゆみさんありがとう。

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ひだまり堂の入り口に咲いてたお花

とってもかわいかった!