太陽のひかり、思いっきり浴びながら、ちっこいひとと、中くらいのひとと、大きいひとと、みんなでボールで遊ぶ。
ときどき木に登り、ともに声合わせ歌う。
少しいけばミツバチがたくさん入った巣箱。
振り子が振れている間も、「今は、揺れているのね」とも言わず、揺れ終わったあとに「終わったんだね」と言ってくれるひと。
ああ、こういう大きなひとになりたいと、そういうことを思う。
人の心を握りしめ、見張り、エネルギーを奪ってしまうよりも。
大地にしっかりと立ち、大きな流れのもとに生きていきたい。
言葉にするのはたやすいそれも、ひとつひとつを実行にうつしていくことは難しい。
やりたいことをやって、やりたくないことをやめる。
それは簡単でも楽ちんでもないけれど、とてもシンプルだ。
楽しかった楽しかったとうたう、横で笑う。
空はピンク色、これから夜になる。
ひとりで過ごす夜は、少し心細く、大勢で笑った瞬間に心だけ帰る。
一通り味わい尽くせば、また明日を生きることが楽しみに。
十月十日、朝が来るたび、人は生まれ変われる。
みんなと声合わせ、体揺らし、手を叩いて音をだし。
転がりながら笑って、キラキラ透き通る金色の飴を舐める。
今日も同じように良い日になりますようにと、朝日が目の前の建物を照らす様子を見ながら思う。
何があっても自分を信じながら進めますようにと願い、身支度をする。
二つの大きな流れ、どちらも誰かの幸せを願い最初は小さな滴から始まった流れ。
もうそのどちらかと悩む季節は終わり、自分の足元奥深く、豊かに流れるそれを感じてる。
自分を信じて進む。
夢を、未来を、人生を、誰かに委ねずに。
は~~~、生きていこ。
この数日間、幸せをいっぱいくれたひとたちにありがとうをこめて!いえーい!