ずっと年をとるのがこわかった
いまの自分が享受している優しさや愛やその他もろもろの、楽しく生きていくために必要としてるそれらのプレゼントがもらえなくなるのが嫌だったから
おばさんになんかなるものか、と心のどこかで決めてた
もし人からそういったものがもらえなくなったとしても、自分で生産できるようになればいい
だとしたらやっぱりスキルを身に付けてキャリアを積まねば
そう考えて行動したこともあった
そんな自分を大きく変えてくれたのは超オープンなおじさんだった
心屋仁之助
それがそのひとの名前
ニックネームはぢんさん
なぜ「じ」ではなく「ぢ」なのかというと、よく知らない
とにかく、このぢんさんが日高春奈の人生を本当に大きく変えてくれた
ぢんさんに出会ったことで出会えたひとやお仕事もたくさんいる、ある
そのひとたちも、「ぢんさん」に含まれるように感じる
変えてくれた方法は簡単だった
見せてくれた
魅せてくれた
大人ってこんなにも楽しいぞ
お金ってこんなにも面白いぞ
愛って実はシンプルでいいものだぞ
お金や愛、お仕事や人間関係、家族、その他コミュニテイ、、、etc
人生の要素としてあげられる様々なもの
それに対する考え方
ひとや社会からもらう「こういうもんだ」に体のかたちをあわせようと、足を削ったり、腕を伸ばしたり、自分をたくさん傷つけ、そのうえ傷つくと「がんばりがたりない」「みんなはできてるのに」とムチを打った
でも、それをやめたいと思った自分がたどり着いたのがぢんさんだった
好きなことをする
やりたくないことをやめる
シンプルなその教えが柵を壊してくれた
認めてほしくて褒めてほしくて、つまり「生きてていいよ」という許可証のようなものが欲しくて欲しくてたまらなかった
その邪魔になる自分は隠さなければと、ここから出たら愛されないからとぎゅうぎゅうに閉じ込めた自分が囲われていた柵を壊してくれた
ありがとうでいっぱい
気づけば、柵も、閉じ込められていた自分もどこへやら
「日高春奈だから」選んでくれるひと、助けてくれるひと、愛してくれるひとに囲まれて生きてる
理由もなにもない
見返りだって、私がわかるようなものはあげられてない
でも、私にはわからないものをそのひとたちは受け取ってくれてるらしい
そして、今
大人の階段をタタタッとかけあがっていくのが楽しい
もっともっと面白いことが待ってる
年を重ねれば、その経験分できることが増える
大丈夫、どうせ失敗するから
大丈夫、どうせうまくいっちゃうから
だって私は私だもん
他のひとにはない魅力も欠点もぜんぶ自分の才能だから
才能だよ
だからほんとに、みんな大丈夫なようにできてる
ぢんさん、教えてくれてありがとう
今の自分を好きになってくれたひともありがとう
昔からずっと好きでいてくれるひともありがとう
しあわせもんっちゃねー
ぢんさんの本のなかで一番自分の心に刺さったやつ

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自分のことすきになれたやつ

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みんな好きなことをするために生まれてきてるんだろうね、たぶんね