新しいコミュニティに足を踏み入れるとき
たいてい、心臓は少し早めに脈打ち、手にはやや汗がにじみます
足取りは軽くて重い
でも、帰る頃には笑顔で新しい出会いに感謝しながらゆったりと歩いています
見える景色も、うきうきとした青空から、やさしい夕焼けに変わったりしてね
そんな感じで今日のブログは、「今の居場所を飛び出すタイミングはいつがベストか?」という話です
「人間は無意識にマンネリを好む」
こないだ書き起こした取材のデータのなかで偉いひとが話してました
あたたかく居心地のいい場所
できるとわかっている作業
つまり
失敗をしたりしてダメな自分に出会うことのない環境
簡単にはその居場所を失わない自信の持てる環境
そりゃ安心しますよね
いつ失敗するかってびくびくするよりも
でも、そこに進化はない
変化がなければひとは進化できない
進化することがよいこと
とは思いません
だけれども
変化のない毎日は退屈です
退屈っていうのは平穏を楽しみきったその先にある
たしかな体感としてそこにあるもの
むずむずして、じわじわイライラして、あるとき突然、ああここにはもういられない!と立ち上がってしまう
それはステージが変わるとか、レベルが上がるとか、そういうもののせいじゃない
単純に飽きてしまっただけ
居心地のよいその場所に飽きてしまっただけ
つまり
「成長しよう!」
と意気込まなくても、いずれ飽きてその場を離れるときがくるのだから、マンネリを満喫すればいいわけです
何が言いたいかって、今日足を踏み入れて、生まれてはじめて土から煉瓦をつくりかまどをつくる経験をさせてくれた場所、当たり前に思考が現実化することを知ってるひとばかりがいる場所に出会えて幸せじゃ~~ということ
もなんだけど、そうじゃなくて
成長という軸が窮屈なひとはそれを手放してしまえ、と思うんですよね
その軸がなくても、日頃自分の気持ちと向き合ってたら、満喫できてるか飽きてるかはよくわかる
満喫できることなら続ければいいし、飽きちゃったならより心惹かれるもののところに移ればいい
無理して成長を求めなくていい
無理して次の居場所に移らなくていい
ぜんぶ最善のタイミングでうまーく移り変われるようになってる
そしてその自然な移り変わりこそが成長なのかもしれない
無理して自分に鞭を打つ時代は終わったのだろうなぁーと
そんなことを思う一日でした
この考え方をもっと詳しく端的に書いてあるのはこの本!
心屋仁之助さんのがんばらない成長論です、おすすめ~~

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