生まれて初めて「産道体験」「妊婦体験」をして、そのあとにおいしいバナナケーキをいただきました。
テンション上がりすぎて携帯で写真を撮る間もなく、目玉の写真は撮れていません…が、はじめて「誕生学」に触れた感想を記したいと思います。
っていうか本当に感動して動画みてる間はほぼ泣いてました。
うーん。
誰にでもおすすめできる講座。
本当に。
要するに「産まれたことがあるひと」にはおすすめできる。
自分がここにいるっていうのは改めてすっごいことなんだなと実感。
さてさて、イベントの流れは、
先生から「性教育」についての話
(「性教育」って「性」の教育ではなく、命の教育なんだよって話)
↓
赤ちゃんが受精卵からどのように大きくなるかの話
(最初は1mm!それから一週間ごとに...)
↓
生まれてくる方法
(首を横から縦に!体も!)
↓
実際に出産の状況の動画を見る
↓
座談会
という感じ。
この講座が始まる前に産道体験といって実際に産まれるまでの行程を疑似体験するというものをしました。
これもなんていうか「ようがんばったなわれ」という気持ちになる体験でしたね。
二歳の子どもは覚えていたのか、顔こっち向けて~とか言われることなくするんっと生まれてて「覚えてるんだよね!!」と会場大盛り上がり。
さすがです。
講座の詳しい内容については割愛。
ぜひ気になる方は「誕生学アドバイザー」で検索されるとお近くの場所で開催されている講演について出てくるんじゃないでしょうか。(おそらく)
一番ね、印象にのこった話は「受精卵が胎児になるまで」でした。
一週間ごとに、みるみるうちに大きくなるんですね。
知らなかった。
先生は「一回日曜日がくるごとに」と素敵な表現をされていました。
最初の一週間は1mmの点。
つまり受精卵です。
2億の精子と1つの卵子が一日の間に出会う。
二億もあるんかい、とびっくりしつつ。
(あ、講座中はオープンに日常の性に関する話もできてとても心地よかった。「恥ずかしいことじゃないよ、当たり前のこと」って何度も言ってもらって、変えたいならやっぱり自分が恥ずかしがらないことだよなぁと実感。)
でね、次の日曜日がくると、それがゴマくらいになる。
その次の日曜日には小豆。
その次には大豆。
その次にはカシューナッツ。
この話を聞いてるときにぴんときたわけです。
赤ちゃんは「成長しよう」と思って成長したりしてない(たぶん)
勝手に成長してる。
つまり、一週間で目に見えるくらい体が成長してる。
その力っていうのは死ぬまで衰えないのではないか?という考え事です。
一週間前の自分と今日の自分はまるで違う。
その体感というのはこのスピードにすごくすごくすごく似てる。
つまつまつまり、「成長しよう」「頑張ろう」「能力を手に入れよう」という足す動きっていうのは本来必要なく、「勝手に成長しちゃう」が通常なのでは??ということ。
心屋仁之助さんもよくいいます。
人も、植物も、放っておいても勝手に成長する、と。
そういうことなのかな、となんだか腑に落ちて、それがとても静かな勇気として自分のなかに根付くのも感じました。
目に見える体の進化が終わったら、きっと次は内面や、内面でも体でもないもっと大きな目に見えないものが進化していってるのかもしれない。
そしてその成長の量っていうのは、赤ちゃんの身体が大きくなるのに比例してそれも上がるのかもしれない。
それってなんだかすごくいい話だなぁと!
そんなことを思っていました。
今日この話を聞けてよかった。
みんな誰かに愛されて1歳までを生きて、そのあともいろんなひとに愛されて、今のサイズまでおっきくなってる。
そんな「当たり前」のようで当たり前ではない、そんなことに、なんだか嬉しくて、嬉しくなった、という話でした。
バナナケーキもおいしゅうございました!
たのしかった~~~~
今度は布ナプキンの手作り講座におじゃましたいなと思います。
自分で作れるようになったらもう無敵だよね。