あのひとは、どうしてあんなにいつもニコニコしてるんだろ
あの子は、よく気がつくなぁ
あいつ、物持ちいいよなー
あの先輩、頭の回転はやいな
みたいに、人の良いところを見つけるのが得意です
調子がいいときは、その人の良いところが見つけられる自分をただ喜んでいます
、、、なぜか、調子が悪いときは、これが謎のブーメランとなって自分を刺します
ぐさっ
あのひとは、どうしてあんなにいつもニコニコしてるんだろ
→どうして自分は気分のムラを隠せないんだろ
あの子は、よく気がつくなぁ
→なんで自分はこんなに自己中なのかなぁ
あいつ、物持ちいいよなー
→どうしてこんなにすぐ物なくすんだろーか
あの先輩、頭の回転はやいな
→ぼけっとしてると会話ついてけないなぁ
と、なるわけです
だいたい月の半分は明るく賑やかに、もう半分は静かに過ごしています
明るく賑やかに期間中は、自分のことにしか興味が湧かず、こうしたら?ああしたら?とアイデアがでてくるし、仕事もぐわわわと進めてしまえます
ラートの練習も、やる気いっぱい!アップもして筋トレもして、かつ新技に挑戦したりするわけです
では、もう半分の静かな期間はどうかというと、うえでいう調子の悪いとき、がこれにあたります
人の目が気になって気になって、お化粧をしたり、マスクをしたりします
内面でいっても、頂く褒め言葉をひんまがった心で受け止めたり、だいたいこんな自分だめだモードです
でも、どちらかというと自分に厳しく人にあまあまな状態が続くので、たとえば練習の現場だとストレッチを多目にしてひとの補助や指導にはいったり、自分の演技の細かいところを直したり、ができます
ブログのリライトを楽しめるのもこの時期ならではだし、もっとよくなりたいと暗いながらに思うので、インプットの量が増えます
そう、対極なんですよねぇ
これ、短いスパンでいうと、毎日の朝昼夜にも波があるし、一週間でもある
なが~くでいうと、3年間というのもあるな、と最近見えてきました
これ、昔は症状として診断された波
つまり、明るいときは躁状態、暗いときは鬱状態ってやつです
あんまりにもひどかったときは、明るすぎると記憶が曖昧になるし過激な物言いをしがちで人を傷つけちゃうし、暗すぎると何もできないしあげくのはてには、、、でした
まあでも、思春期なんて誰でも精神に波があって普通だから、病気やーめよ!と思ってお薬やめたら、波はあっても、そんなにビョーキビョーキしなくなっていったなぁ
軽度だったんだと思います
そ、なんでこんなこと書こうと思ったんだっけ
今は、年スパンの静かな時期のなかの、賑やかな時期に移りそうな静かな時期シーズン
(のなかの賑やかな昼下がり)
これがわかるようになっただけで、ずいぶんと生きやすくなったのを、さっき感じたからです
それに気づいたのは、いつも完璧だなおい!と思ってた後輩の「失言しちゃったZE!」というツイートでした
あ、これ知ってる!
と、思って、この記事を書き始めたんだった
そう、まわりにいるいいところばっかり見える人たちも、レベルの差はあれどみんな同じ人間で、みーんな悩んだり失敗したり、と思ったら頑張れたり、成功したり
そんな私からは見えない波のある生活をしてる
それって、なんだかすごく、今の自分にはホッとする話
自分の波を意識できるだけで、ずいぶん変われたなぁ
あの頃はわからなくて自分も周りも大変だったなぁ
そして、今、何もできなくてやりたくないなら休めばいいんだよね
やがて、ついがんばっちゃうときがくるもんね
世間や社会って、思ってるよりも優しいんだよね
12月前半の大会後、初めてのまともな練習!の日に寝坊で遅刻、、、の私にも、卒業生の先輩、むーちー(沖縄のお菓子)くれたし
みんな、優しいよね