大人になったなぁと思う
叱られないときに、特にそれを思う
音をずるずるとたてながらジュースを飲むとき、とか
朝から夜までずっと眠ってみたとき、とか
男の人と当たり前に話すこともそう
母や学校の先生たちは、わりと潔癖な人が多く、異性と話すことは、なんだか悪いことのようで
まだ中学生の頃、男子部、女子部と別れていた学校に通っていて
遅く起きて遅刻し母と一緒に登校した日、遠くの正門に男子部生がいて掃除をしてて
それを見つけ、「あ、男子部生だね」と呟いた私に、「どうせそんなことばっかり考えてるんでしょ」と母が言い返したことを、なんでだか忘れられず
この、大人になったんだな、の考え事をしたり、当たり前に男のひとと会話をしたあとに、ふと、我に返ったりします
母はもう忘れただろうし、何気ない一言だったんだろうとも
でも、その一言から、より男性と自分という構図への言い様のないもやもは始まったんだろうな、とも
今でも時々あの頃の、恥ずかしいことをしているのでは、の感覚が戻るときがあるけれど
それがなおったのは、異性というものはあってないような差だと理解したのは、深いところまで自己開示をして話をした人間関係のおかげ、かもしれない
もう、男のひとが怖くないし、男の子と関わるのも女の子と関わるのもそう変わらない
いろんな環境の変化に、上手とは言えなくても、時間がかかっても、適応してきた私のおかげ
そして、それを見守って支えてくれた人たちのおかげ
今は、躁鬱のタームでいくと、鬱期にあたるけれど、鬱期は鬱期にしか感じ取れないものがあるね
静かに、自分に感謝した日でした
ありがとう
美しい校舎に、気のいい友人、すぺしゃるな上級生、おいしいごはん、いいとこもいっぱいの、学校だったけどね!

フランク・ロイド・ライト 自由学園明日館 (World Architecture)
- 作者: 谷川正己,宮本和義
- 出版社/メーカー: バナナブックス
- 発売日: 2016/06/10
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- この商品を含むブログを見る