なんでこんなにスピリチュアルな世界を面白がっているんだろうと、自分について興味津々に考えていて。
最近、一つの答えに行きつきました。
それは、まだ小さかった頃にずっと夢見ていた世界です。
何を隠そう大のファンタジー好き!
幼稚園を出る頃には一通りの絵本は一人で読めたし、小学校一年生のときにはもう本が大好きでした。
家に本いっぱいあったからかな。
印象にのこってる絵本はこれ。

- 作者: マーシャ・ブラウン,せたていじ
- 出版社/メーカー: 福音館書店
- 発売日: 1965/07/01
- メディア: 大型本
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最後のやぎの勇敢さがたまらん!今でも好きです。
初めて読んだファンタジーはこれ。

- 作者: ルース・スタイルス・ガネット,ルース・クリスマン・ガネット,わたなべしげお,子どもの本研究会
- 出版社/メーカー: 福音館書店
- 発売日: 1963/07/15
- メディア: ハードカバー
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エルマーシリーズは全部好き、そらで読み聞かせができるくらい好き!
学校までの行き帰りは電車で1時間。
電車に乗ってる間も、ホームを乗り換える間も、最寄り駅からマンションまでの通学路も、友達といないときはずっと本を読んでいました。
本好きの友達といるときは並んで違う本を読んだりして。
(今思うとだいぶ微笑ましい、きゅん!)
そう、そこで読んでいたのはほとんどがファンタジー、冒険もの。
目には見えない存在、妖精や小人、そのなかでもとりわけ大好きだったのは魔法と大きな想像上の動物、つまり一角獣やドラゴンです。
ごはんを食べる時間も惜しいほどそれらの本に没頭し、気に入ったものは繰り返し繰り返し読みました。
竜がでてくるお話で一番好きなのはこれ。

- 作者: クリスダレーシー,浅沼テイジ,Chris d’Lacey,三辺律子
- 出版社/メーカー: 竹書房
- 発売日: 2003/08
- メディア: 単行本
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愛をはきだした記事はこれ。笑
自分が発達障害であるらしいと気づいたのは高校に入ってからでしたが、今思うと、何度も何度も同じ本を読んだり、授業中も本を読んでいたり、先生に怒られている理由がわからなかったり、そんなことばっかあったなと思います。
まあそんなことはよくて。
(発達障害なんて、管理しづらくて困った大人が考え出した名前だとしか思ってないもんね)
ファンタジーの次に好きなったのは星新一作品。
図書館にあるファンタジーを一通り読み終え、学校の図書館にあるものも読み終えたあと、大人向けのファンタジー小説がある棚、古典が多かったのですが、そこに母が連れて行ってくれたことが一度会って。
目的としては妹の名づけの理由になっている親戚の作家さんの本を見せるためだったと思います。
そんなことはよくって!
古典、びっくりするぐらい面白いと感じなかったんですよね。
つまんな!みたいな。
難しく書いてあるだけやんけーってね。
まあまだ小学生高学年、仕方ないかなとは思いつつ、今でもまああんまり古典は好んで読まないです、面白さがわからない、がきんちょ。
読むものがなくなってしまって退屈していた私は家の本棚のなかでも子供の手が届かないところにおいてある本を読むように。
(今思うと、ちょっとえろいとことかあったから、気をつかってくれてたのだろう、と思います。)
そこで出会ったのが星新一。
最初に読んだのはこれ。
ノックの音が。
ちょっとこわいんだけど、でも続きが気になって読んじゃう。真似していくつかノックの音がを書いていたのもいい思い出。
しかもおじいちゃんの同級生というじゃないですか。大好きなおじいちゃんの同級生の作家さん、好きにならない理由がなく。
ほとんどの作品を読み終わりました。
愛蔵版よりも、文庫本のほうが好きだったなぁ。
冬のコートのぽっけに収まるサイズが、なんだか今まで読んでいたサイズのファンタジーと違う感じがして、ちょっとした背伸びでした。
そう、そして星新一を通じてSFの面白さを知ってからはSF、近未来について描かれたものにはまっていき…。
これの影響が一番強かったかな?
そこから宇宙ってなんだ!!!!となり、量子力学の勉強を自分なりに始めました。
これが印象深いなぁ。
すごくわかりやすいの!
(同時進行で、江國香織さんの本にはまり、いろいろな愛の形があることに感銘を受け、そこからより良い社会ってなんだということで哲学の分野の本もよく読みました、アテネ・ギリシャの時代に考えられていたことってなんだかキラキラしてて大好きだったんですよね、芸術も素敵だなと感じていたし。)
その宇宙ってなんだ!の知識欲が満たされ。
(観測されなければ観測結果は生まれないという発見や、時間がないという考え方、宇宙は無限で地球はその一部、かつ意思があるらしいというところまで理解して一段落)
、と長くなったのでまずはここまで。3歳~14歳くらいまでの私をつくってくれた本たちでした。