NOW 500→1000

社会はやさしい、やさしい社会をつくる

名護にいる。ワカゲノイタリ村にいる。最高ひっぴーはっぴーな日がはじまっている。昨日の夜はまだ、あんまりにもうまくいかないお仕事と、自分の力量のなさとにイライラして泣きながらオフィスにいた。22時に宜野湾を出て、背の高いひとと頭のよいひとの乗る車に飛び乗り、びゅーんと名護へワープ。

窓から見える星が綺麗で、大きく覆う雲は悪魔の顔に見えて心の中でアテレコして楽しんだ。「はっはっは人間め、ばかめ、せいぜい生きるがいい、はっはっは」みたいな、悪口を言っていることにした。合間合間から見える星は綺麗で、悪魔のアテレコと合わせたアンバランスさが面白くて、ひとりけたけた笑った。

ワカゲノイタリ村について、車を降りた瞬間、星がわーっと歓迎してくれた。空から降ってくるそれは、一瞬で身体に溜まっていた何かを大地へと流してくれた。ああこれだけで来てよかったと、連れ出してくれたひとたちに感謝した。

ワカゲノイタリ村には、ぐしけんという村長の他に、ひかるという旅人とがきていた。ひかるは初対面のわたしたちにせっせと山に生えてたヘゴを天ぷらにしてくれた。いいやつだなぁと思った。

テントをせっせと張る、ひとつひとつのピンをハンマーで打ち止めていく。あっという間に家ができた。ここではしゃいではいけない。マットを敷いた。はしゃいでよし、ゴロゴロした。キャーキャー言いながらゴロゴロした。

今のわたしをつくっているものはいろいろとあるのだけれども、そのひとつの奥多摩の自然のなかで育まれたものを思い出した。奥多摩の山に抱かれて、川にあやされて、幼かったわたしはずいぶんと癒やされた。あのときの木々から漏れる光は、照らされた苔は、わたしのなかで最大のファンタジーだった。ノスタルジーでファンタジーでひっぴーではっぴーな思い出である。

テントのなかにライトを灯し、ワインと塩辛とヘゴの天ぷらを並べて、みんなでたくさん話をした。発信のこと、生きていくこと、性欲のこと、パートナシップのこと。お、、、のこと。とても言えない・・・。

朝起きて、逆立ちをして、コーヒーをみんなで飲んで、サンドイッチをつくって、食べて、さんさんとふりそそぐ陽の光のもと、名護の市長選挙の話をした。両方の候補のこと、財源のこと、仕組みづくりのこと、ぐしけんがやろうとしているワークショップのこと。

ぴったりと重なったわたしの考え事と、ぐしけんのしかけていること。もっともっと面白く暮らせる、もっともっと喜びのもと生きられる。政治って、そういうためにある。社会って逃れられない義務と責任によるつながりではなく、大きな大きなセーフティネットになる。

自分が変われば、世界が変わる。わたしとあなたのやりたいことはたいてい一緒。自分のものにせず、分けてしまわず、お互いのビジョンを共有する。共有したところがまず一歩、実行して一歩、歩いていった先に見える景色のなかにいる自分が、幸せそうに笑う。あなたと笑う。

f:id:pidakaparuna:20180116143705j:plain