「ブログを1000記事書いたら奇跡が起きるよ」
その言葉が本当かを確かめるための過程の記録

理想の暮らしが行方不明

大学入学、そして卒業して、つまり4年半経って初めて長期的に里帰りした。

高校卒業して家を出てから実家に2週間もいるのは初めてで、なんだか不思議だった。

最初はドキドキしてた長期の里帰りだし、少し前に書いたように「あんまさい」ではあったんだけど、とっても楽しくて気持ちも身体もほくほく。

 

帰省する前のわたしは「いっぱいお休みをもらったのだから頑張って働かねば!」と思っていたらしく、みつみつなスケジュール。

案の定具合を悪くし、ホルモンバランスも里帰りの緊張からなのかなんなのか崩れてしまったようで生理もこない。

 

生理がこないというのは一つのパラーメーターみたいなもので、これが止まるということは男性性優位になっているというイメージ。

つまり、頑張ってしゃかりきに行動しすぎということ。副交感神経と交感神経で例えてもいいと思う。

緊張している時間が長く、感情を感じる前に論理的に物事を組み立てている傾向が強い時、そしてホッと一息つく時間をとれないときに生理は止まる。

 

というわけで、今日久しぶりにホッとする朝を過ごし、まだ鼻はずびずびだし頭もちょびっと重たいけど、家にいても仕事にならんので出かける準備を。

 

と、シャワーを浴びようとした手が止まって、お風呂場から戻ってきてこれを書いている。

 

わたしの理想の暮らしってなんだった?

 

その質問が頭に浮かんだからだ。

そもそも、その質問が頭に浮かんだのは朝起きたら髪がくるくるくるくる四方八方に飛び出していてそれがアンテナのように見えたこと、夢の中で空を飛び回りながら自分が何者かわからなくなったのを思い出したことの二つについて考えてたから。

 

髪がアンテナのように見えたときに「ああ、体もわたしのために情報を集めてくれているんだ」と寝起き頭のぼーっとした状態で思ったことを思い出し。

夢の中で空を飛ぶ夢を見るときは大抵疲れが溜まっているときだなと、お風呂の準備をしつつ思って。

 

そしたら急に「わたしの理想の暮らしってなんだった?」だ。

 

なんだか心にいろいろいたざわざわまですーっといなくなる始末。

北海道で摩周湖を見た時に少し似ている、その「しーん」という状態。

 

そこにパッと浮かんだ「わたしの理想の暮らしってなんだった?」は、重たいフォントでもカクカクのフォントでもなく、かといってゴシックでもなく、手書きでもなく・・・。

 

つまり、字体のない、ただその意識だけの存在だけの質問が、頭のなか?心のなか?に、ぽつーんと登場した。

 

わたしの理想の暮らしってなんだった。

 

その言葉の裏っかわにあるものって、結局、「今のこれは違う」というキッパリとした意思表明だ。

これは迅速に対応せねばならん。改革だー改革だー。生活革命だー!

 

と、ちょっと前に読んだ小説の風景が思い浮かんだり。

コーヒーと恋愛 (ちくま文庫)

 

ああ、おばあちゃんご飯が恋しい。

 

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実家での2週間の過ごし方って、すごい平和で退屈で幸福で。

誰かのためにご飯をつくって、誰かがご飯を美味しいと言ってくれて。

ときどき気が向いて掃除をして、掃除が終われば紅茶を入れて。

紅茶を飲む前に思い立てば甘いものをこさえて、それをみんなで囲んだりして。

電車に乗ってお出かけをして、本をたくさん読み、美味しいものを食べたりする。

あーでもないこーでもないと洋服を組み合わせて化粧をする。

 

そういう、沖縄では「めんどくさい」と思っていたことが、とても楽しかった。

今の暮らしと、実家での生活はまるで対極だ。

 

じゃあ実家での暮らしが理想か?と聞かれると、少しずれる。

あれは2週間だから楽しいのであって、ずっと続くと思うと飽きてしまう。

 

中間地点に理想があるんだ。中間地点に。

まんなかのちっこい点、大きく広がった両極ではなく、まんなかのちっこい点に。