「ブログを1000記事書いたら奇跡が起きるよ」
その言葉が本当かを確かめるための過程の記録

自分の暮らしのなかで自分の政治を実現していくこと


明日はね、3月4日です

本当は三線の日のイベントに行くつもりでした

こういうイベントです


「沖縄とネイティブアメリカンをつなげよう」


○目的
「ネイティブアメリカンに向けて祈りを届ける」
「沖縄の文化を発信することで世界中とつながる」
ダコタアクセスパイプラインの建設に対して「水の守護者」として体を張って抗議活動しているネイティブアメリカン。
彼らが沖縄に対しての祈りを送ってくれています。
そして祈りに使われる「聖なる太鼓」を髪結い夫婦が授かってきました。
この「聖なる太鼓」を使って沖縄の伝統楽器とともに
ネイティブアメリカンに向けての「祈り」を「お返し」したい。
そのメッセージを動画に収め、英語での翻訳を加え
ネイティブアメリカン及び世界に発信・共有します
自然を守るために沖縄も心は一つであるを伝えることで。
沖縄の基地問題を多くの人に知ってもらうきっかけにしたいです。


本当に昨日の夜、いや今日の数時間前まではそういう気持ちで、行って一緒にその場でできることをしよう、と思っていたんです


でも、行かないことにしました

今、自分が何を考えているか、日常を過ごしているとすぐ忘れてしまう

だから、行かずに南城市でガンガラーの谷へ取材に行くことにした今の自分の気持ちを少し長いけど書き留めておくことにします


おととい、髪結夫婦に出会って、そのひとたちからネイティブアメリカンが今アメリカのダコタアクセスパイプラインという、油田から石油を運ぶためのものを建設することへの反対運動をしていることを知りました

「反対運動」と聞くと、一部のひとが勝手気ままなわがままに任せて暴力的なことをする、というイメージがまだ強いひともたくさんいるなーと思います(勝手な体感ね)

批判されるのを承知のうえで言えば、愛知県にまだ住んでいた頃は沖縄県の基地の反対運動について、誰かが我慢しなきゃいけないんだから仕方ないじゃんとか、もう決まったのになんで今更とか、選挙で進める人選んでるんでしょ、とか
そういうひどいことたくさん思ってました

でも沖縄に来て、琉球大学の政治・国際関係専攻に在籍して、沖縄の歴史を学び、沖縄の文化に触れ、沖縄でたくさんのあたたかい経験をさせてもらうなかで、ああ間違ってた、と気づいて

ごめんなさい、という気持ちがわいてきて

自分が男性から体を触られて嫌なのにこわくて拒めなかった経験をしてから、強姦、レイプのことについて考え始めて

そのあとに、結局、「決まったからもう仕方ないじゃん」「反対運動って効率的じゃないから意味ないでしょ」「もっとポジティブなことしなよ」っていう声は、もちろん間違いではないのかもしれないんだけど、でも、やだなって思って

大学3年のころから社会運動について「どうしてやってもだめかもしれないと思いながらみんなするの?」という気持ちから学び始め、ゼミ論文も卒論も運動について書いてみて

そのなかでやっぱり、だめかもしれなくても運動をする必要があるっていうのを、だめかもしれないなんかわかってるけど体が動く、何かせずにはいられないひとっていうのがそこにいるのかもしれないと推測するようになりました

でも、まだ、運動の現場に行ったことがない

そんな自分がさ、反対運動について何か言うのは間違ってる気がして黙ってて

大好きな家族はたぶんあんまり運動に行くことを喜ばないだろうというのを一番の言い訳に現場に行くことがないまま沖縄で四年間も生活しました


何の話がしたかったんだけ

そうだ

それで、おとといそのネイティブアメリカンたちによる反対運動の様子を見て、興味があったらこれを見てほしいんだけど

honmaru-radio.com


そのなかで、もともと条約で守られていた土地だったはずの場所が政府の一声によって奪われることが決定したこと、地元のひとたちの了承は得られていないこと

そして、パイプはとてももろく今まで何件もすごい頻度で漏れる事故が発生していること、そのパイプからもし石油が漏れ出したら、その付近の川は飲み水としてもダメ、植物たちにとってもダメ、そしてそれを知らずに飲んだり触れたりしてしまったひとたちへの健康被害がたくさん起きてることも知り

その川がネイティブアメリカンにとって、大切な神様であることを知り

何も知らずに生きている自分を知り

反対運動をしている現場で、武装した警官が、子供に女の人に男の人に、そこにいる「人間」に当たったらその箇所を切断するしかないようなゴム弾といわれる狩猟で使われる武器を使って制圧していること

反対運動をしているなかで逮捕されたひとは、男性女性問わず、その場で裸にされ、性器を見せびらかされ、はずかしめを受け、「二度と運動をしたいと思わないように」とそういうことをされること

マイナス何十度っていう場所で、冷水のものすごい水圧の水を浴びせていること

そういうことを知ったときに、なんていうかびっくりしすぎてしまって

これを読んでるあなたがどう思うかわからないし、どう思われるかこわいところもあるんだけど

でも、DNAもほぼ変わらないような、もともと同じ場所で生きていたひとたちがそういう風に、自分たちの生きている場所、宗教を守ろうとしている姿がなんだかすごく痛くて

どんなに暴力をふるわれても、非暴力で返すそのひとたちを尊敬して

それは、体を触られてこわくて固まって無抵抗だった自分、「お前が誘ったんじゃないの」と言われた自分の無抵抗とは違う、相手を殴るわけでも蹴るわけでもなく、ただたんたんと立って対話を求めるという「抵抗」の形をとることへの尊敬で

その勇気への尊敬なんだと思います


で、そのひとたちは沖縄を気にかけてて、そういう経緯で髪結夫婦という、美容師をしながら着物を着ながら世界一周をしている二人のひとがその気持ちを沖縄の基地建設に反対する運動の現場に届けるという話が明日の3月4日のイベントです


でね、なんで行かないことにしたかというと、それは「やっぱ反対運動なんてやっても無駄」とかそういう気持ちではなくて

静かに、今の暮らしをまっとうしようと、そういう気持ちになったからでした


昨日は「飛ぶ教室」というイベントに参加して、内田樹さんの話を聞きました

そのなかで、「自分の生活のなかで、自分の政治を実現する」という言葉があって、「生活が破たんしてもいいから運動に参加する」ということは自分はしない、と話されていました

 

www.pidakaparuna.space

 
この記事で書いたように、お仕事を失敗して、たまっているお仕事がいくつかあります
とてもたくさんのひとに迷惑をかけました
私に大きいチャンスをくれた大人のひとを裏切るようなこともしてしまっています


そんななかで、「自分の気持ちを大事にしないと、ひとをしあわせにすることってできないよね」ということを唱えているひとに関するイベントを開き、そこで出会ったひとと南城市にある温泉に行くことが決まり、何も考えずに飛びついて、今南城市にいるんです

で、お仕事をする場所も南城市だったんですね


でね、明日のイベント、ネイティブアメリカンのひとたちや、沖縄でずっと基地建設に反対してきたひとたちの想いがいっぱいこもったイベント「3月4日三線の日」は8時、9時に始まる

絶対間に合わない

どうしようか、一瞬考えて、すぐに答えがでて、それが「三線の日、現場に行かない」という答えだったというわけです


私は明日、反対の現場に行かない
もしかしたらずっと行かないかもしれない


内田樹さんは「飛ぶ教室」のなかで、基地がなくならないのは日本が今アメリカの植民地状態にあって、本当は軍事的に全く意味をなさないのにも関わらず、日本が基地がなくなることを嫌がっているから沖縄にずっと残されたままだ、という持論を展開されていました

そして「基地をなくすためには?」という会場から出た質問に対しては以下のようにこたえられていました

そのような政策をとらない政党を選挙で選ぶことが大切だ
そしてそれはマジョリティーにもう一度その政党、今選んでいる政党が正しいのかを考えてもらわないといけない
そしてそのためにはマスメディア・ミドルメディア・パーソナルメディアでの発信が非常に重要
沖縄が今こういう状態にあることを本土のひとに届ける必要があるんだよ

そういう話でした


だから

なんていうか

このブログを読んでくれたひとが、いい気持ちになるかいやな気持ちになるか私にはわからないし、きっと反論もいっぱいあるかもしれない、と思うけれども

私のブログ、つまり「パーソナルメディア」で今の自分の素直な気持ちを発信しようと思ってこれを書きました


私は明日現場に行かないけど、でも、基地は建設されてほしくない、ネットに出る動画や画像がデマかもしれないとも思わずに拡散するひとはなんかちがうと思う、基地は必要ないと思ってる、そして日本に住んでるひとは誰一人としてこの問題と無関係ではなかったんだと今は思う、という話でした

(政策は基地問題だけが焦点じゃないのはもちろんだけど、ね)

 

ここまで読んでくださってありがとうございます

議論がしたいわけではないので、反対意見も賛成意見も特にお伝えいただなかなくて大丈夫です
感想はうれしいかも、こわいけど

そんな感じでした

おやすみなさい!

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