「ブログを1000記事書いたら奇跡が起きるよ」
その言葉が本当かを確かめるための過程の記録

父の話


映画を見ながら
ひどく個人的なことだけれども
私は父と過ごした時間のことを思い出してた

4歳ぐらいから父母は別居していて、父とは年に4回ほど会えていたように思う

誕生日には必ず来てくれていて、クリスマスなんかも一緒に過ごしてた


私はお父さんが大好きで、おとうさんおとうさんと、その大きな手とたくさん手をつなぎ、たくさん頭をなでられ、朝起きても隣にいますようにと健気に思いつつ手を握って眠った

朝にはいないんだけどね


そんな関係だった父とひょんなことから中3の夏休みを一緒に過ごして、そのあとも高2のときに一緒に過ごせる時間があった

高2のときにやっと、父が父としての存在だけではなく、一人の人間だったことにも気づき、大きすぎる期待を負わせてしまった申し訳なさや、思春期の不安定感の八つ当たりしちゃってごめんという懺悔や、大好きだという気持ちとか、いろいろ今も父への思いはいろいろである


よく一緒に映画を見た
学校に行かないことが多かったので、父のつくってくれた朝ごはんを食べ昼ごはんを食べ、映画をたくさん見た

父の買ったソファーは布製でとても落ち着いたし、右目に映る木のテーブルもとても気に入っていた

父との暮らしはすごく好きだった

だからかわからないけれど、映画、何十本と見た映画の内容がほとんど思い出せない

思い出せるのは隣でときどき目をうるませながら映画を見る父の姿だった


あれはなんとか、これはなんとか、監督のこととかも教えてくれたけど、私はあまり興味が持てず、あの描写はどうだとか、そういうことをよく話していた

性格は私のほうが男っぽいのではないのかと思う

父は優しいひとだから


まあまだ生きてるのでこれからもいっぱい関われるね、きっとちょうどいい距離感で


私は父が好きなのだ

父のようなひとを好きになるかというとまた別で、それはたぶん、なんでだろ

若いころの父の写真を見ると、おっいいねと思うんだけれど

 


父のセンスの良さや多趣味な感じは私はよく受け継いでいるんじゃーないかな

まあそんなことを映画を見ながら思い出したのでした

 

もうすぐ誕生日だね、一体何歳になるんだろう、もう還暦かな?まだか??