「ブログを1000記事書いたら奇跡が起きるよ」
その言葉が本当かを確かめるための過程の記録

劇琉王を栄町のTheater TENで観て「マグネットカルチャー」と「舞台」の面白さについて考えたよ

舞台「劇琉王」を観た。

上演されたのは5作品、それぞれ20分間、出演できるのは3名ずつ。
それぞれに投票して、ランキングをつけるそう。

目的は劇作家の活躍の舞台を増やすこと、切磋琢磨できる場所をつくること、地域と演劇を結びつけること。

地域と演劇を結びつけることは「マグネットカルチャー」というらしい、神奈川県が活発とのこと。それは今の神奈川県の知事さんが大学時代に演劇に熱心だったためにできたこと(らしい)。

素敵なストーリーから作られたイベントだったんだなと感心しつつ、劇作家という職業とも初めて出会ったり、考えさせられることが多くあった。

5つの作品の内容は、明日も上演されるイベントのために書かないほうがいいねきっと。

感想は「暗いな」だった。
コミカルな作品もどこかに狂気があって、笑いと一緒にいつも重たい空気があって、可笑しいんだけど、それはおなかを抱えて笑ってしまうような面白さではなく、くすっと小さく笑ってしまう感じの面白さ。

どんな気持ちでこの劇を作ったのか、詳しくうかがってみたいなぁと思いながらどの作品も見た。
どうしてこういう演出にしたのか、なぜこの言葉遣いなのか、なんでここで光をいれたのか、どうしてあの音なのか、なんでだろうがいっぱい。

その「なんでだろう」を感じながら思ったのは、初めてのことだったけど、台本のある「舞台」というのは、その回一度きりを見るのであればそれはコミュニケーションではなく、一方的に与えられる情報だということ。

たとえるなら手紙だろうか。

同じ舞台も何度か数を見たら、きっとその都度変化している部分や、お客さんの反応に合わせて変わった何かを発見し、そこに「コミュニケーション」感を見つけるのかもしれないけれど。

慣れ親しんでる見えるフィクションである映画と違うのは生だということ。目の前で息づいている人間が役を演じているということ。

だから、映画はなんていうか手紙だとかそんなこと思ったことないんだけど、舞台には何か「コミュニケーション」を探してしまったのはそこに原因があるのかもしれない。

どのような思いでこのセリフを発しているのか。
どんな人生経験から俳優を志したのか。
何が楽しくて舞台に立つのか。
そんなことに興味津々。

上に書いた「なんでだろう」の種は、私が意識する間もなく、脳みそが勝手に自分の人生と照らしあわしてそれに見合う答えを探す。

あの光は場の切り替えを意味しているだろう、あの音は走ってるときの臨場感を出すために選んだんだろう、ここで暗くなるのは場所が変わったことを意味してるのね、それを一つ一つ確かめる(自分のなかで)

似たようにセリフや表情についても考える、あの言葉選びは寂しさを滲み出すために、あの言い方はぶっきらぼうに聞こえるように、あの叫びは、、、。

そういう「回想」をその場で出来るのが舞台の良さなのかな。

それ以上にそこに地域性が感じられたのが今回の発見。
どの作品にもそれぞれの「沖縄」が出ていたような気がして。(こんなことを舞台について何の知識もない私が書くのはすごく偉そうだけど)

 

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(そいえば劇を見る前に、沖縄に来て初めて栄町を探検した。それもなんだかすごく新鮮で楽しかったなぁ。今度ゆっくり行きたい!話がずれちゃった。)

 

表現される沖縄がどんな姿の沖縄であれ、劇作家の方が「沖縄」をそれぞれの劇の形に切り取り、形を変えて表現をしたように、人はみんなあんな風に脚色を加えて自分のなかに思想や記憶、価値観をストックしていくんだろうなと、そんなことを思う。

だから、現実の場において、何か相手との会話がうまくいかないと思うときは、思い切ってその言葉はどういう意図で使ってる?と聞いてしまうのがいいかもしれないなんてことも考えたけど、それはなんていうか割とどうでもいいほうの考え事。

何よりも面白かったのは、観客席にいる自分自身。
ひとつひとつの台詞に対して表情に対して音にたいして光に対して、何かを感じたり影響を受ける自分。

その解釈、出てくる感情それぞれに「自分らしさ」を感じて、なんだかにやにや。

やっぱり自分って面白い。

そして、隣にいた大好きな先輩の萌子さんはやっぱり何か自分と違うことを感じとって考えていて、そんな違いがいとおしい。

自分と違う人間がいっぱいいる世界っていいところだ。

その差異の分だけ自分が、相手の輪郭がはっきりする。

その差異に安心する。

その差異が私の夢をつくる。

大した差異じゃないんだけれど、その僅かな差異がなければ絶望してしまうと思う、退屈してしまって。

これ周りにいる大人の人が読んだらまた「エモい」って笑われちゃうなぁ。

まぁいっか。

そんなことを思った観劇の日でした。

関係者の皆々様に感謝。
本当にありがとうございます。

素敵な時間でした。

かっこいいイベントだなと思います。
「地域」と「演劇」について思ったことはまた詳しく別にまとめよう。


劇を見る10分前から書き始めて劇が始まる2分前にアップした記事はこちら↓ 

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前に初めて即興演劇を観たときに感じた感想はこの記事↓

 

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ふっふっふ!
読んでくださってありがとうございます。

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